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林由美香さんのご冥福を心よりお祈り致します。

DVD3,990円(税込) 本体価格3,800円
品番:TSDS-75108
   本編83分+特典映像18分
   片面・一層
   スタンダードサイズ 
発売・販売元:竹書房

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©2005平山夢明/ドキュメント「超」怖い話製作委員会(株)竹書房/(株)レッドライスメディウム

劇場公開時のお客様による
五作品の投票結果です。
1位 平山夢明   「深夜ノ墜落」

187

2位 遠藤憲一   「すげぇ!アニキ」
105票+10円
3位 快楽亭ブラック「四谷怪談」
86票
4位 津田寛治   「悪霊」
64票
5位 矢部美穂   「カフカの夜」
25票
無効票 オープニング・エンディング
1票


いよいよネットシネマ&劇場公開スタート!!公開直前の今回は平山夢明初監督作品『深夜ノ墜落』の撮影現場風景と劇場版予告編を大公開!!

01:アート系ホラー『悪霊』
★配信終了
監督・脚本・主演:津田寛治撮影
監督:高間賢治

02:コメディ・ホラー『「四谷怪談」でござる』
★配信終了
監督・脚本・主演:快楽亭ブラック

03:ブラック・ジョーク!!ホラー『すげぇ!アニキ』
★配信終了
脚本監修・主演:遠藤憲一
監督:石川均

04:エロティック・ホラー『カフカの夜』
★配信終了
監督・主演:矢部美穂

05:極限の嫌悪ホラー『深夜ノ墜落』
★配信終了
監督・脚本:平山夢明


2005年5月11日、新宿のトークスペース「LOFTプラスワン」にて、一般の方より一足早く“超怖い話 THE MOVIE 闇のホラー映画祭”のマスコミ試写会を行いました。

15時50分頃---
平山夢明先生が、場内正面に設置された登壇舞台にあがり、マスコミの方にご来場のご挨拶。なんと先生ご自身より、本企画のご説明をいただきました。

16時〜17時20分---
約1時間半にわたり、本作品の上映。
各監督の力作にプレスの方は驚かされながらも、その独特な恐怖の世界にのめりこんでゆきました。
5人の監督によるオムニバス饗宴のため、ホラー作品のに、なぜか会場からは笑いが絶えない異色作品(!?)も登場・・。しかし、やっぱり締めはホラー。5番目の平山夢明先生自身の監督作品で、恐怖を堪能したところで作品は終了。
上映終了後---
平山夢明先生が闇の映画祭にご招待された方々、矢部美穂さん(矢部組)、快楽亭ブラックさん(快楽亭組)、津田寛治さん(津田組)、石川均監督(遠藤組)が登壇。おのおの初めて監督をされた方、企画・脚本された方などが、その苦労やみどころなどを思う存分語っていただきました。コメントは、動画をご覧ください。





 それは、おいらの〈悪い虫〉が疼くことから始まった。
T書房のI本部長から、軽〜く話を持ちかけられたのが発端だった。
「平山サン、どうです?御自分でホラー映画を監督されませんか?」
 前年、自分の手がけた二作品が映画化された折、素人の分際で舞い上がり、俺ならこうするああすると蕎麦屋の鍋のように湯ぅだけ言いまくっていたツケが本部長の耳に届いたらしい……。
 普通なら、ここでドキッとし「いえいえ、私なんぞ。とてもとても……」と赤面しながらトイレの脇にでも駆け込むのが期待される社会人の行動なのだが、それを聞きつけた俺の腸のなかに長年、巣喰っている〈悪い虫〉がその硬く引き絞っていたとぐろをゾロリと解くのが判った。

 学生時代、8mmの自主制作映画ではスタッフに試験に出る事を禁止させてまで現場につかせたり、廃車になったタクシーを買い取って撮影のたびに仮免を交付させて公道を乗り回したりしていた。道路の標識を抜いたり、牛骨を人型に組んで腐らせたりしていたのもこの頃、後輩のアパートを血の海にして逃げたのもこの頃だった。就職してからも映画熱というか一種の監督妄想は治まらず、結婚後もカミさんがOL時代に貯めていた五百万を全部引き出させ16mm映画を制作。あまりの出来の悪さに未完成のまま放り出すという快挙まで果たした。
 有るか無きかの全財産を叩き出して放浪生活にならなかったのは旧友でもある手塚眞氏からひとつの助言を戴いたことにも起因する。彼曰く「映画は自分のお金を出してはだめ」なんだそうで、これは御尊父でもある、かの治虫大手塚画伯よりの訓導なのだそうだ。
 てなわけで、おいらはその後、監督道を封印し、地道に己が信じる怪奇の森への探索に没頭していたのであるがI本部長の発言はその封印に巨大な亀裂を走らせたのである。

 ぐつぐつと腸が疼くのを感じてはいたものの即答は避け、おいら原作の映画を二本プロデュースしたK氏に平山監督化作戦の話をしてみた。

「無理ですよ。無理。平山先生の場合は、長尺の作品は絶対に無理。」
「え?へへへ。どうして?」
「九十分の長編映画をご自分で監督すると、シナリオ執筆から準備・撮影・仕上げまでで三ヶ月は、優に拘束されます。その間、平山先生の本来のお仕事である単行本用の原稿は、一行も書けなくなってもいいんですか?それにそんなことをしたら、書籍の担当編集のO女史に殺されちゃう!」
 確かにT書房のおいらの担当編集O女史を怒らせるのはハブの口に指を入れるほどに恐ろしい…。でも……な。
「じゃあ、短編ならどう?十五分くらいの」
 K氏は数秒だけ沈黙した。
「うーん、それなら丁寧に作っても一ヶ月くらいかな…」
「原稿もちゃんとやるから、どう?」
「でも、十五分じゃあ上映出来ないし、DVDも不可能だなぁ」
「じゃあオムニバスにすれば。尺の分だけ」
「むむむ……。一週間ほど時間くれませんか?」
 で、翌週、K氏はオムニバス映画の「闇の映画祭」の企画書を持ってきた。確かに十五分でも五本集まりゃ、七十五分以上の尺が稼げる。
 他の監督の人選は、おいらに一任してもらった。だったら上映会場に人が呼べる著名人に監督をお願いすることにした。但し、単なる著名人ではなくて観客を悶絶させることに使命をもてる人。まだ世間に見せていないサムシングのある人に限ってみた。
 スタッフィングやキャスティングなどの細かいことは映画プロデューサーの山崎伸介氏が面倒見てくれるという。なんだか嬉し凄いことになってきた。
 いま、おいら以上に腸の虫が喜んでいる……。
 
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